不登校児の親やってました!⸜( ॑꒳ ॑ )⸝

娘の不登校 リストカット 息子のADHD 親の気持ち

高校進学

こんにちは。おもちです。⸜( ॑꒳ ॑ )⸝

不登校児の親やってました!

 

娘は現在 資格を取るために

専門学校に通ってる。

中2で不登校になった時には

想像もつかなかった。(笑)

 

 

【高校進学】

いくら学校に行ってなくても

中学校では進級する。

娘も例外ではない。

 

以前にも書いたけど

2年生の時の担任の先生は本当に良くしてくれた。

その先生が 「3年生も僕が受け持ちます!」

って言ってくれた。

ありがたい。

 

周りの同級生は受験勉強の為に塾に通ったり

全国統一テストを受けたり

高校説明会に行ったり

忙しそうにしている。

 

当然 お母さん達の会話も受験一色。

私は聞こえてないフリして通り過ぎる。

 

(うちの子進学するのかなぁ...)

と ぼんやりと考えてた。

 

娘に聞いてみると

「行ける高校あるかなぁ...」

って 進学の意思はあるみたい。

そこで担任の先生に相談した。

 

生徒思いの先生は必死に資料を集めてくれた。

当然 出席日数も少く学力も遅れている娘。

 

私立の偏差値の低めの学校説明会に行ってみた。

そこは不登校だった子も受け入れるとうたっている。

学校説明を聞いてみると

「我が校は規律を守り 学校に行ってなかった子も1からやり直し しっかりお子さん達を立ち直らせます!」

ん?何か違うぞ。

不登校は甘え?落ちこぼれ?ダメな事なの?

確かに他人から見たら そう見えるかも知れないけど

教育に携わる人がこんな考えなんて...

この学校は娘には合わない!

 

(行けても定時制か通信だなぁ)

と 思い 定時制高校の説明会に参加。

帰りに

「どう?」

と聞くと

「う〜ん...」

あまりピンとこないみたい。

 

そんな中 担任の先生がある高校を勧めてくれた。

「確かに定時制も良いかも知れませんが

将来 進学や就職を視野に入れた場合

絶対 昼間通える方が良いと思うんです。」

と力説された。

 

定時制高校の場合

昼間アルバイトなどして夜 学校に通う。

バイトが無ければ 昼間寝て夜学校という

昼夜逆転の生活になってしまうだろう。

そうなると 生活リズムも崩れ

いざ進学 就職しても中々リズムは戻らないかもしれない。

 

先生が勧めてくれた学校は 私立の通信制高校

週2日 週3日 週5日 と通う日数と受ける授業を

自分で選べる。

しかも1日 2時間〜5時間の授業。

(これなら行けるかも知れない!)

私立という事で金銭的な不安もあったけど

とりあえず話を聞きに行くことにする。

 

私はついていけなかったので

旦那さんが娘と一緒に行った。

どうやら娘に合う学校らしく先生も良い人らしい。

娘も この学校受けてみたいと言う

娘がやる気になった!

 

そこからはなるべく休まないように

短時間でもいいので登校して出席日数を稼いだ。

勿論  その日によって気分の浮き沈みは激しい。

勉強も手の空いている先生に教えて貰いながら

面接の練習も頑張った。

 

しっかりテストを受けて面接で受け答え出来れば

殆どの子が受かる学校だけど

頑張ってる娘を見て何かが変わるかもしれない!

と 嬉しかった。

 

受験当日は私の方が緊張してたかもしれない。

意外と冷静に準備をしている娘。

私「落ち着いて!行ってこい!」

娘「いってくる!」

待ってる時間が長い...

 

帰ってきた娘は緊張がとけたのか

「テスト全部書けなかった〜」

「面接隣の子はこうでね 私はこうでね」

と機関銃のように喋りまくってた(笑)

私は「よく頑張ったね!えらい!」

と娘を誉めた。

 

無事に高校合格!!🎊

 

【高校生活】

高校は最寄りの駅から電車で通うことになる。

1人で外出するのが苦手

大勢のひとのいる場所が苦手な娘の為に

家族で電車通学の練習をした。

切符の買い方から乗換の仕方

駅から学校までの道を歩いて教える。

 

毎回ついていける訳でもないから

初めから1人で行く事を前提にしてた。

登校初日は駅から学校まで

ずっとLINEしながらだった。

娘「人がいっぱいいる!」

私「駅だから人はいっぱいいるよ」

娘「やばい!電車が動き出した!」

私「電車が動かないとみんな遅刻するからね」

娘「どうしよう!学校までの道がわからん!」

私「大丈夫!お前には

       見える目も

       聞こえる耳も

       話せる口もある!

       周りの人に聞いてごらん!」

私「お前はやればできる子!頑張れ!」

 

こんなやり取りをしながら

何とか学校に行ったと思う。

 

とにかく 無事に高校生になり

学校に通い始めると

友達が出来た!

娘と同じ 不登校経験者だ。

娘が言うには

「この学校 元不登校児かパリピなヤンキーしかいない」

だそうだ。

そんな中でも気の合う友達と一緒に授業を受けたり

休みの日に泊まりに行ったり

高校2年生くらいになると

大好きな韓流グループのコンサートなどに

東京や大阪まで行っちゃう行動派になった。

 

時々ケンカして家でも文句言ってたけど

「ケンカもするけど ちゃんと仲直り出来るから」

って。お互いに信頼してるんだなぁって安心した。

 

週3回の4時間授業で

休みながらも何とか通いきった!

 

 

 

 

親としては不安も沢山あったし

学校の事でケンカする事もあった。

でも いつも思うのは

親なんて 付かず離れず見守るしかない

結局コレなんですよね(--;)

 

自分の子育てが 合ってるかどうかなんて

わからないし

周りから見たら どんな家庭?

あの人 母親としてどうなの?

って言われることの方が多いと思う。

でも そんな事は どうでもいい

 

今日も全開のブサイク面で

口いっぱいにご飯を詰め込んで

満面の笑みを向けてくる

ただ それだけでいい。