不登校児の親やってました!⸜( ॑꒳ ॑ )⸝

娘の不登校 リストカット 息子のADHD 親の気持ち

ADHDの息子《不登校〜高校進学》

こんにちは。おもちです。⸜( ॑꒳ ॑ )⸝

不登校児の親やってました!

 

現在 通信制高校の3年生の息子

週に2回 4時間ほど学校に通っている。

 

不登校

中学生になって友達とのトラブルも減ったが

学習面においては周りについていけず

宿題もやったりやらなかったり。

担任の先生にはADHDについて話はしてあったが

あまり理解はされていなかった。

 

息子の特徴として 読み書きが苦手で

字を書くのに物凄く時間がかかる。

私達が見知らぬ外国語をお手本を見ながら

線を一本ずつ書き写しているような感覚。

当然 ノート2ページの宿題なんて

集中力が切れて完成しない。

 

息子は体格が良く地声も大きい

良くも悪くも目立つ存在。

勉強や生活態度で注意される事は日常的だった。

 

しかし正義感が強く 友達想いで優しい息子。

理解者も多く人望もあった。

部活は運動部だったが チームを引っ張るリーダー

3年生ではチームメイトの推薦で

キャプテンになった。

 

中学2年生の頃から度々学校を休むようになったが

当時 不登校の姉がいたので

息子にだけ休むなとも言えず黙認していた。

 

理由は 「嫌いな授業がある」「嫌いな先生がいる」

というものだった。

学校の先生と合わなかったのだ。

何か問題があったら自分だけが悪いように扱われる

意見があっても話を遮られ聞いて貰えない。

これじゃぁ 学校を嫌いになっても仕方がない。

 

じゃあ その授業だけ出なければいい

という問題でもない。

息子には自分ルールがあり

登校する時は遅刻しない!

遅刻しそうなら休む!

これが やっかいだった。

 

本人は部活には行きたい 友達にも会いたい

だけど授業は受けたくない

学校は休むがイライラがおさまらない。

毎日ダラダラ過ごし ストレスを溜めていた。

結局 学校には ほとんど行かなかった。

 

そんな中 部活の顧問の先生がとても親身になってくれた。

息子の言い分をしっかり聞き

その上で今後どうしたいのか どうしたらいいのか

真剣に話し合ってくれた。

チームメイトも毎日のように

心配して放課後 家に来てくれた。

 

息子は部活をするために学校へ行くようになった。

 

【高校進学】

夏の中体連が終わり 部活を引退した後

また学校へ行く目的を失ってしまった。

 

周りは受験に向けて勉強や塾に力が入っていく。

友達とも高校の話ばかり。

息子は 勉強が苦手で成績も悪く欠席も多い。

「オレが行ける高校あるのかなぁ」

って心配してた。進学したい気持ちはあるらしい。

 

とりあえず 一番行けそうな高校を選び受験してみる。

その間 進学を目指すなら なるべく学校を休まない

受験勉強を頑張る

と約束した。

 

合格発表の日 同じ中学の友達5人と

自分の番号を確認しに行く

結果 不合格...

友達5人は受かってた。

息子は「やっぱりオレだけ落ちた‪𐤔𐤔‬」

と笑いながら車に乗り込み無言になった。

 

私と息子はその足で中学校へ行き

次の受験先をどうするか話し合った。

息子は「多分普通に受験しても受からない。定時制にしようと思ってる。」

と言い出した。

定時制には息子の友達(5つ年上)が通っているらしい。

先生と相談して見学を申し込んだ。

 

見学には旦那さんもついてきた。

3人で校舎を案内され授業風景も見せてもらった。

クラスには息子の友達もいて

「おおー!息子ー!来たか‪𐤔𐤔‬」

と声をかけてくれた。

息子は交友関係が広く

年上にも年下にも友達がいる

相談にも乗ってくれてたみたいだ。

 

息子は定時制を受けると言ってはいたが

通う時間帯や4年間 仕事をしながら通いきれるか

途中で辞めてしまわないか心配で迷っている。

 

学校で進路相談の帰り

息子の携帯がなって しばらく話してた。

定時制に通ってる友達のお母さんからだった。

「息子くんは私立は考えてないの?」

通信制の昼間通える学校は?」

「仕事しながら夜学校って思ってるよりきついよ?」

「もっと選択肢はあるはずだから定時制は最終手段に残しときな!」

って。まるで我が子のように心配して色々とアドバイスしてくれたらしい。

 

私も同じ事を思っていた。

(↑友達のお母さんに先越される(^_^;))

息子に

「お姉ちゃんと同じ学校はいや?」

と聞いてみたら

「私立はお金がかかる。オレまで私立に行ったら親に迷惑かけると思って公立ばかり探してた。」

と言った。

 

情けなかった。

 

確かにおもち家にはお金が無い。

だけど子供にこんな心配かけてるなんて...

私は旦那さんにこの話をした。

初めは「私立2人はなぁ〜」

と渋ってはいたが 何とか説得して了解をもらえた。

 

私は早速 息子を連れて学校見学に向かった。

娘が通っているので先生とも顔見知りだ。

先生は学校に行かない理由や

この学校で何がしたいかなど息子に聞いた。

息子は

「学校はオレの話を聞いてくれなかったから行かなかった」

「この学校で勉強をやり直したい」

そう はっきりと答えた。

 

勿論 ADHD発達障害についても先生に話した。

先生は

「やる気があるなら是非うちの学校に来てください。この学校の先生は出来ない事をやれとは言いません!出来ることをしっかりやりましょう!」

と言ってくれた。

 

息子は

「オレこの学校に来たい!この先生なら大丈夫な気がする!」

と とても嬉しそうだった。

 

それから受験の終わった友達に勉強を教えてもらったり

部活顧問の先生に面接の練習してもらったりしながら

お姉ちゃんと同じ学校を受験した。

手続きすれば入れる学校だけど

息子なりに頑張ってたと思う。

 

高校生になってからも たまには休んでたけど

ちゃんと単位を落とさないように計算してた(笑)

 

担任の先生と合う合わないというのはあったけど

何とか3年間通い 卒業が見えてきた。

卒業後はお父さんの仕事を手伝う方向で

進路は決まっている。

 

 

 

 

いつも思う事だが

本当に沢山の人に支えられて今があるんだなぁ〜

 

小さい頃から問題児扱いされてた息子だが

背中を押してくれる仲間や

我が子のように心配してくれる大人達

みんな息子の人柄を慕ってくれている。

 

本当にありがたい事だと思う。

 

息子も成長したなぁー

 

私のようにダメダメな親の元でも

素直で優しい子に育ってくれた。

ありがとう!

 

これからも息子の人生

応援し続けていきたい